採用情報
Copyright Nakayoshi Corporation All Rights Reserved.01非常用水源の井戸が実際に
地域のインフラを支えた時、
仕事に誇りを感じました
業務内容
阿部和希さんの場合
主に民間の消雪井戸のさく井工事と、揚水用ポンプの設置をしています。
また、古くなったり壊れたりしたポンプの入れ替え工事など井戸のメンテナンスも行っています。井戸の掘削は、機械の操作自体は単純なのですが、手応えと感覚を頼りに見えない地中を掘っていくところが、面白さであり、経験がいかせるところです。将来的には、温泉事業を担当してみたいですね。温泉掘削の親方であるツールプッシャーになるのが目標です。
資格
- 一級さく井技能士
- 二級建設機械
座右の銘
人間にとって必要不可欠な水。
その整備を仕事にできる
地元の求人情報で「井戸を掘る」という仕事を見つけたとき、水って人間にとって必要不可欠なものだな、と思いまして、その水のインフラ整備を、仕事としてやってみたくなったのが入社のきっかけです。
未経験からスタートしたので、重機の運転も、お客さんとのコミュニケーションも全て初体験でしたが、先輩方に教えてもらい、今では様々な対応ができるようになりました。
自分が掘った井戸の水で消雪している道路や個人宅の周辺を通りがかると「ここの工事、頑張ってやって良かったな」と思います。やりがいを実感できる仕事です。
浄水場での水質異常時に活用された
非常用水源の井戸
井戸にはさまざまな用途があるのですが、災害時等に飲料水を確保するための非常用水源という用途もあり、以前、掘らせてもらったことがあります。それが実際に役立ったのが、2023年の6月、南魚沼市の水道水に使われる原水で水質異常が見つかり、浄水場が運転休止し、水道水が飲料用として使えなくなったときでした。このとき、地域の飲料水として使われたのが非常用水源の井戸です。自分が担当した井戸も活用されたと聞き、この地域に住むたくさんの人の役に立ったことが本当に嬉しかったです。
トラブルにも即対応できる、
圧倒的な設備力が強み
少し前に大崎地区で掘った道路用の消雪井戸の掘削は忘れがたい難工事でした。最初、やぐらを立てるロータリー工法で掘ったのですが、予定深度まで堀っても水が出なかったんです。そこで別の方法に変更し、機械を入れ替え、増掘して無事に水を出すことができました。目に見えない地中のトラブルの対応は難しいのですが、難しい工事をやり遂げてほっとした案件ですし、また、どんな事態にも対応できる圧倒的な設備力がうちの強みだと実感した件でもあります。
Message
給料面や福利厚生など、社員への待遇が手厚い、すごくいい会社です。また、社内の人間関係が良く、経験も資格も何も持っていなかった自分でも、こうやって現場を任されるようになったのは、先輩方の教えがあるからです。
経験や実績は、その人の努力次第でいくらでもどうにでもなると思うので、難しい仕事だと思わず、気を楽にして入ってきてほしいですね。